パールさん本社の企画の槻舘さんが、シライミュージックにいらっしゃったのが、昨年12月6日のことでした。 その時、色々なお話をしたのですが、僕が使っていたクローズドハイハットのスタンドがありまして。 こんな感じのスタンドです。 3脚はカノウプスのスネアスタンドで、TAMAのストレートシンバルスタンドのパイプを使いつつ、ティルターから上がクローズドハイハットアタッチメントという色々なパーツを組み合わせて作ったスタンドです。 クローズドハイハットって、アタッチメントだと少し使いにくいと感じていて、スタンド単体にするとフロアタムに鑑賞したりするので、フラットベースで作ったのです。 フロアタムの右側に10”のクローズドハイハットをセッティングしています。 こんな感じで、フロアタムギリギリの位置まで攻められます。 もちろん、バスドラムのシェルギリギリにも持っていけます。 フラットベースの良い所は、通常の3脚だと近づけない場所に持っていけるセッティング性。 脚のパーツとしての長さと3脚として倒れないために必要な半径を確保できるので倒れないけど軽い。 欠点は、そうそう倒れないけど、揺れます。 あと、マイクスタンドもこういうフラットベース系な脚なので、 マイクスタンドと干渉する場合があります。(最近はライブではクリップのマイクが多いし、そんなに問題にならなくなりましたね) 今までのパールのフラットベースは、通常の3脚もフラットベースも選べるという斬新な機構だったのですが、フラットベースのスタンドを選ぶ人ってシンプルなスタンドが欲しくて選ぶので…。 おもいっきりシンプルなモデルがあった方が良いと思ったのです。 で、そんなお話をしながら、約半年で出来上がってきたのがこのスタンドです。 カホンのハンドシンバル用のスタンドとして使っても良いですし。普通にシンプルなドラムセット用シンバルスタンドとしても良いです。 そして、裏ワザがあります。 元々クローズドハイハットのスタンドからスタートした企画ですから。 このスタンドもハイハットを乗せることが出来ます。 このシンバルスタンドの先に付いている、フェルトワッシャx2個とティルターカバー、ウィングナットを取り外します。 ホールに直接金属が当たることが気になる方は、プラスティックテープなどで保護してください。 このように、フェルトワッシャをのせます。 ハイハットのボトムを載せて トップのハイハットを載せ、フェルトワッシャーを乗せたら、ウィングナットで締めると。 クローズドハイハットスタンド完成です! 小さなシンバルや大きなシンバルでは、フェルトの枚数で調整します。 大きい場合は、やわらかなシンバルワッシャー CYMPADを使うとよいです。 あと、8mmのネジ穴が付いているタイプのトレーニングパッドにも。 このタイプのパッドスタンドは、かならず下のウィングナットで締めて固定するようにしてくださいね! 動画でも解説しましたので是非! Pearl C-53SL 商品ページ CYMPAD商品ページ