ドラムセットを置くスペースの理解に大きく影響する組み立て分解の知識

こんにちはシライミュージックの白井としみつです。

初心者の方がドラムセットを購入するとして必要なスペースはどれくらいなのでしょうか?
まず、ドラムセットを購入するお客様は大きく2つのケースに分けられます。

・自宅にセットして、自宅や別の場所で使用したい。
・分解した状態で保管して、自宅や別の場所で使用したい。

「分解した状態」ということを知らない知識のハードルがあるために、初心者の方が楽器購入時に上手な選択ができない場合があると私は感じています。

そこで、今回はドラムセットの重要な機能、分解・組み立ての説明をしようと思います。

まず、ドラムセットをバラバラにした状態の写真です。
参考までに、この黒いマットの大きさは220cmx182cmのパンチカーペットで、動画撮影に使うマイクスタンドやミキサーなどもこのマットに乗せるため、かなり余裕のある大きさのものを使っています。
畳が91cm×182cmと考えると二畳とちょっとの広さのマットですね。

ドラムセット組立前
収納時のサイズ(置き方により異なるため参考です)
ハードウェア一式

スタンドの三脚部を 畳んで置いてあります。長さを短く縮める必要はありません。場所に余裕があれば、棚をイレクターなどで作るのもおすすめです。

私のこのセットの場合、 150cmx140cmで演奏者のスペースまでカバーできます。(試しにギュッっと狭くセッティングすると140cmx130cmまで小さくできましたけど、私にはちょっと窮屈でした。)

さて、組み立てる様子を見てみましょう。

このように、2分ちょっとあれば組み立てられます。
(ついでにチャンネル登録もお願いします。)

組み立て後

動画をプレイバックして気がついたのですが、各楽器に対してかかった合計時間を計測すると

バスドラム14秒
クラッシュシンバル14秒
ライドシンバル14秒
ハイハットシンバル14秒
タム17秒
スネアドラム14秒
フロアタム5秒
調整時間34秒(楽器1点につき約4.86秒)
合計2分6秒

という感じでした、2タムでクラッシュシンバル2枚のセッティングでもこの結果を当てはめると2分30秒くらいでセッティング可能というわけです。

ドラムセットは、演奏会場に運ぶ必要があるので、分解や組み立てが簡単にできるように作ってあります。
今回の動画では工具も一切使っていませんよね。

ドラム経験者でドラムセットを所有したことがない人にとっては、スタンドについている組み立て分解の機能も「高さ角度の調整」という目でしか見えていない事も多々あります。
ドラムセットを購入したいと、友人にアドバイスをもらうとしても、その人の環境が全く違えば、合わない回答が返ってくるかもしれません。

アコースティックドラムの分解・組み立てや、消音の方法を知って、電子ドラムからアコースティックドラムに買い換える方も、多くいらっしゃいます。自分の状況に合わせて機材の購入を検討してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

愛知県豊橋市の総合楽器店 楽器情報、音楽教室、レンタルスタジオ、イベントなどの情報を掲載